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いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2011.03.02

高齢化が追い風に! 注目のジェネリック銘柄

テレビCMでちらほら耳にしたことのある「ジェネリック」という言葉。特許期間の切れた医療用医薬品と同等の成分が入っているうえ、安価で手に入ることもあり、最近では日本でもシェアを伸ばし始めました。もちろん、上場企業でも取り扱っているため、トレーダーとしても気になるところ。「ジェネリック医薬品」って、そもそもどんなものなのでしょうか?

ジェネリック医薬品は、市販薬とは違い医師が処方する医療用医薬品の後発医薬品。日本ジェネリック製薬協会によると、新薬の開発には15年近くもかかり、研究開発費も数百億と膨大。ジェネリック医薬品なら特許期間(20年~25年ほど)を過ぎた薬と同じ成分を使っているために、開発費が抑えられて安く販売できるそうです。どれぐらい安くなるかというと、おおよそ3割~5割程度の値段なのだとか。

同協会の調査によると、2009年度の全医薬品におけるジェネリック医薬品の国内シェアは20.3%で、金額ベースでは8.5%。前年度は17.6%、金額は6.8%だったというから、日本でも徐々に浸透してきたことが伺えます。ただ、アメリカでは71.6%、カナダでは66.2%、イギリスでは65.2%、ドイツでは62.9%のシェアがあることを考えると、まだまだ国際的に見れば普及しているとは言い難いよう。

ジェネリック医薬品を処方してもらうためには、医師や薬剤師に申し出るか、同協会のホームページからも取り寄せられる「ジェネリック相談カード」を提示すると、相談に乗ってもらえるそうです。

ちなみに、ジェネリック医薬品を扱っている上場企業は

などで、高齢化を追い風に業績を好調に伸ばしています。

業界大手・沢井製薬の広報担当者によると、「政府も2012年度までにシェアを30%まで上げることを目標としているので、これから徐々に伸びていくのでは」とのこと。高齢化で今後も安い医薬品の需要は増えだろうから、いまのうちに「ジェネリック銘柄」に注目しておくのも良いかも!

(宮崎智之/プレスラボ)

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