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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第105回 円高で海外投資! 外国株取引で気をつけることって?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2010.11.03

円高で海外投資! 外国株取引で気をつけることって?

「日本国内の情勢に左右されないところが魅力!」とも言われる、外国株。円高を背景に、海外投資のチャンスと捕らえている個人投資家も多いとか。でも、筆者は外国株のことがよくわかりません…。うーん、外国株ってどこで買えるものなの? やっぱり語学ができないと難しいの? ファイナンシャルプランナーの加藤梨里先生に聞きました。

――外国株はどうやったら買えるのでしょうか?

「手っ取り早いのが、東証に上場している外国株を証券会社を通じて買うことです。そもそも、ETF(上場投資信託)以外で個別に外国株を取り扱っている国内取引所は東証だけです。現在、バンク・オブ・アメリカ(8648)AIG(8685)などアメリカの金融企業を中心に、韓国のポスコ(5412)など、全部で12銘柄が上場しています。中でも新華ファイナンス(9399)ジャパンインベスト・グループ(3827)チャイナ・ボーチー(1412)の中国企業3社は中国の取引所には上場していないので、東証でしか手に入らない銘柄と言えます」

――国内では、東証に上場している外国株しか取引ができないのでしょうか?

「いえいえ。外国株は国内の証券会社を通じて、直接本国の取引所にアクセスして取引することもできます。最近では国内の証券会社でも現地の取引所に上場している外国株のラインナップを増やしているので、外国株投資をメインに行う投資家の間でも人気が高まっています。しかし、現地の企業の情報を得るには多少の語学力は必要になりますが」

――うーん…。外国語が苦手という場合はどうすれば?

「東証上場の外国銘柄については会社情報や決算短信、マニュアルレポートなどの日本語訳が公開されているので、翻訳の手間は多少省けます。しかし、それでも情報量の早さは本国に劣りますので、東証に上場している外国株を買う場合でも、やはり投資先の国の言葉を知っておいたほうが有利ですね。もちろん、株価の変動要因をキャッチするためにも、その国の政治や経済情勢、文化にも詳しくなっておきたいところです」

――ふむふむ、郷に入っては郷に従えという感じでしょうか

「ただし、注意すべきは外国株取引では、外国株を買うための外貨を準備しなくてはいけないということ。そのためにかかる為替手数料に加え、本国の取引所に支払う手数料や税金など、国内取引にはないコストがかかることもあります。売買によって利益が出ても、手数料が多いと投資利益も少なくなってしまいます。証券会社によっては手数料を一部負担してくれるところや、事前に手数料がどれくらいかかるのかをシミュレーションできるところもあるので、積極的に利用してくださいね」

国内の情勢が不安定なこのご時世。一攫千金を求めて、外国株への想いは募ります。しかし問題は、言葉や手数料の壁…。うぅ~ん、悩みますねぇ。

(吉住夏樹/プレスラボ)

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