遊んで株が身につく!初心者の楽しい株入門 株&[アンディ]

株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第107回 東証に聞く! 上場できない業種って!?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2010.11.17

東証に聞く! 上場できない業種って!?

ベンチャー企業にとって「新規上場」は一つの目標。楽天(4755)ミクシィ(2121)グリー(3632)など話題のIT企業もみな上場していますよね。しかし、上場はどんな企業にもできるというものではなく、当然ながら条件があります。東証1部の場合は「株主数が2,200人以上」「総資産額が10億円以上」など。しかも、その基準値を数字の上でクリアしていたとしても、取引所の判断によっては、上場が認められないケースもあるようで…。東証の広報部に、「上場できないケース」について聞いてみました。

「反社会的な事業や、経理状況が不透明な事業など、いわゆる“グレーゾーン”が多いと上場はお断りさせていただく場合がございます。投資をする方々が安心して売買できるようにするため、私たちはその企業が、上場商品として適正かどうかを判断する必要がありますので」(担当者)

調べてみると「上場できない業種」と言われているのは、アダルト関連、パチンコ店経営関連、エステ関連など。しかし、パチンコ業界に関しては、平和(6412)セガサミーホールディングス(6460)などのメーカーは上場しています。なんで?

「一概には言えないのですが…。パチンコ関連であれば、景品を換金するという業界特有のルールが、合法的にあいまいであるということなどが挙げられます。エステ関連であれば、電気脱毛などの医療行為が合法性に問われる、アダルト関連なら事業内容が公序良俗に反しているケースがある、ということなどが挙げられます」(同)

でも、エステ事業を行うラ・パルレは上場していましたよね。例外もあるということ?

「事業展開の度合いにもよります。問題となりそうな事業が、その企業の本業に当たるのか、それともほんの一部でしか展開されていないものなのか。事業が占める割合によっては、上場が認められる場合もあります」(同)

その割合とはどれくらいなのでしょう?

「基準をはっきりと定めているわけではないので、あくまでもケースバイケースです。基本的には、一般の人たちから理解されづらいと思われる業種は、上場しにくい、と考えていただいてもいいかもしれません」(同)

複数の事業を展開している企業も多いことから、「上場OK or NG」のキッチリとした線引きというのは、なかなか難しくなっているのかもしれません。東証の判断基準もグレーゾーンが多いんだなあ、なんて思ったり。

(吉住夏樹/プレスラボ)

今すぐ株体験!無料会員登録