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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第110回 「ココだけ押さえておけばOK!」四季報ななめ読み

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2010.12.15

「ココだけ押さえておけばOK!」四季報ななめ読み

年四回(3月、6月、9月、12月の15日前後)発行される「会社四季報」の新春号が先日発売されました。会社四季報といえば、トレーダーをはじめ、経済通のビジネスマンならご愛用の一冊。厳しい雇用状況の中、四季報を企業研究に役立てようとする就活中の学生もいるようです。しかし、恥ずかしながら、筆者はこれまで四季報をまともに読んだことがありません。高校のテスト勉強みたいに、「ココだけ押さえておけばOK!」といったポイントがあるのなら、知りたいものです。ファイナンシャルプランナーの横山利香先生に聞きました。

四季報くらい読めないとダメですよね…?

「そうですね、四季報は会社のあらゆる情報が掲載されている投資家のバイブルとも言える一冊です。でも、端から端まで読む必要はありませんよ。必要なポイントだけを押さえておけばいいんです

そ、それを知りたいです!

「まずは会社の業績を確認しましょう。四季報には、各企業の約5年度分の業績、決算が書かれています。売り上げや営業利益、1株利益などを確認し、利益の伸びがどれくらいか把握しましょう。その上で、各企業の利益の予想額を見ましょう。会社が将来的に見込む収益と、発行元の東洋経済による予想の収益を見くらべて、自分なりの判断が下せるようになるのが理想ですね。はじめは何が何だかわからないと思うので、まずは適当にページをめくりながら、数字を読むことに慣れるのがいいと思います。ちなみに、前号の予想額と比較して大幅に数字が修正されている会社は、大きな動きがあった証拠なので要注意です」

べ、勉強になります!

「次に、『配当』についても良く見ておいてください。配当額が大きければ、その会社は比較的調子の良い状態といえます。続いて、1株当たりの利益がどれくらいなのか、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの『株価指標』もチェックしましょう。ここで、その企業の株価が割高なのか割安なのかを判断しましょう」

ふむふむ、見るべき項目が絞られていきますね。何だかちょっと安心してきました。

「あとは、『財務』や『キャッシュフロー』、『株式』の欄も見ておくといいですよ。また、社名欄の左に、会社の状態に関する『記事』があります。これは東洋経済独自で作成した意見記事なので、会社の方向性をつかむために、参考程度に押さえておきましょう」

ありがとうございました!

四季報は一冊2千円程度ですが、ネット証券に口座開設すれば最新版の四季報が無料で見られるそうなので、初心者には嬉しい限りですね。四季報をななめ読みしながら、投資家としての目を養いたいものです。さーて、勉強、勉強っと!

(栗林弥恵/プレスラボ)

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