遊んで株が身につく!初心者の楽しい株入門 株&[アンディ]

株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第39回 投資先の企業が倒産!? すると株はどうなるの?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.07.15

投資先の企業が倒産!? すると株はどうなるの?

100年に一度といわれる大不況時代。テレビでも、大企業の経営難が多く取り上げられているような気がします。ところで、投資先である企業が倒産してしまった場合、株の価値はどうなるのでしょうか。また、民事改正法が適応された場合は? ひょっとして……、ただの紙切れってことになるんじゃ!? 株式会社ワーク・ワークス代表取締役でファイナンシャルプランナーの中村宏さんに聞きました。

「投資先の企業が破産手続きに入ると、投資資金はほとんど戻ってきません。民事再生法が適応された場合に関しては、『破産よりマシ』というレベルですね」(中村宏先生)

民事再生法が適応されると100%減資して株主資格を喪失・・・。心にもお財布にも大打撃です。

――「マシ」レベル、ですか。

「はい。しかし、この『マシ』レベルはあくまでも企業の債券を購入していた人に限ります。民事再生法が適応されると100%減資してしまうため、株主資格を喪失することがほとんど。そのため……、株主だった場合は投資資金が戻ってこない可能性も」

――なんて切ない結果! そうならないためにも、倒産する可能性があるかどうかを知る方法はあるのでしょうか。

「webなどで公開されている決算書をチェックすること、ですね。借入金が多いかどうか、安定した収入があるかどうか、売上利益が減少していないかなど、数年前からの経緯に注目するのもひとつです」

――こうしたチェックは、ぜひとも欠かさず行いたいものですね。そういえば、証券会社が倒産してしまった場合は……、どうなるのでしょうか?

「証券会社の株式を購入していた場合は、先ほどお話しした通り、投資資金はほとんど戻ってきません。しかし、証券会社経由で別の企業の株式を買っていた場合は、何の影響も受けません」

――つまり、株は守られるってことですか?

「はい。後者の場合、証券会社はあくまでも株売買の仲介をしているだけ。つまり、証券会社は株券の小売店のような存在です。株券はというと、証券保管振替機構(通称、ほふり)と呼ばれるところに預けられています。証券会社が倒産しても、ほふりから直接株券の受け渡しが行えるので、ほかの証券会社へ移管することもできるのです」

――それを聞いて、少し安心しました! 最近倒産した証券会社というと……。

「はい。リーマンブラザーズが記憶に新しいかと思います。また、これは倒産ではなく自主廃業ですが、日本では1997年11月の山一證券がとても印象的だったように思いますね」

――ありがとうございました。

何らかの形で株券を守ってくれる制度はあるにせよ、最終的に守ってくれるのは自身の判断。私の資産も、誰か守ってくれないかなぁ。

(吉住夏樹/プレスラボ

今すぐ株体験!無料会員登録