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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第41回 「温暖化よりも、環境銘柄上昇化!」今注目の環境銘柄について聞いてみた!

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.07.29

「温暖化よりも、環境銘柄上昇化!」今注目の環境銘柄について聞いてみた!

太陽光発電、風力発電、エコカー、省エネ家電のエコポイント制度……と、環境的にも政策的にも大注目なエコ。ん? ひょっとしてこれは「エコが注目=環境銘柄が注目」ってこと!? さっそく、ファイナンシャルプランナーの牧野なな子先生に聞いてみました!

――なにかと注目度急上昇中なエコですが、これって環境銘柄も急上昇中ってことになるんでしょうか?

なにかと大注目な環境銘柄。現在の環境技術が芽を出せば……、得られる利益も大きい?

「第44代アメリカ大統領に就任したオバマさんが、アメリカ経済を立て直す際に環境関連の企業に力を入れる『グリーン・ニューディール』を発表しました。環境技術が得意な日本だけでなく、世界的にも環境銘柄が注目されています」(牧野なな子先生)。

――オバマさんのような人がそんなこと言っちゃったら……、私でも環境銘柄を買おうかなぁという気になっちゃいます! 日本の環境銘柄は、今どのような状態ですか?

「日本では昨年行われた洞爺湖サミット以前から、環境銘柄の株価が徐々に上昇していました。リーマンショックでも、他のものに比べて下がりにくく、今年3月から日経平均が上昇した際にも、上昇幅が大きい銘柄が多かったようです」

――おぉ! それはスゴイ!! 環境銘柄というと、具体的にどのような企業があるんですか?

「代表的なものとしては、太陽光発電では、シャープ(6753)京セラ(6971)パナソニック(6752)。エコカーに関しては、トヨタ(7203)ホンダ(7267)ですね。あと、蓄電池はGSユアサ(6674)明電舎(6508)が、水質関連ではクリタ(6370)クラレ(3405)が注目されています。それぞれの部品の会社にも世界シェアが大きい会社もありますよ」

――エコカーやソーラーパネルを形成する細かい部品を作っている会社も、注目されているんですね!

「とはいえ、環境分野は玉石混交だけに、とても先が読みにくい銘柄でもあるのです」

――では、環境銘柄を選ぶ際はどんなことに注意すればいいのでしょうか?

「短期保有でないのなら、まず『今、このエコがきているから!』という一時的な判断で選ぶのではなく、将来性も見ておきたいですね。どんな研究をしているのか、その分野の方向性や市場規模など、ちょっと先の動向を視野に入れるといいでしょう」

――環境銘柄は今後、どのようになっていくと思いますか?

「低炭素社会の実現にむけて、世界全体が環境問題に取り組んでいくことは間違いないでしょう。そのなかで、環境に関してどれだけいい技術を持っていたとしても、それが一般の人たちに使われなければ意味がありません。これからの環境関係の企業には、高い技術力を持つと同時に、普及の力も必要。この2つをクリアできれば、環境銘柄も安定したものになるのではないかと思います」

ハイレベルな技術を持ってしても、一般化しないことには価値が出にくいというが現実。ぜひともこうした難題をクリアしていただき、地球のために(投資家のために)環境銘柄を安定させてもらいたいものです!

(吉住夏樹/プレスラボ

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