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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第49回 上場企業とそうじゃない企業の差って? どうやったら上場できるの?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.09.23

上場企業とそうじゃない企業の差って? どうやったら上場できるの?

恥ずかしながら……。このコラムを担当するまでは、「株式会社」とつく会社はすべて上場企業だと思っておりました(すごく反省)。そこで今回は、知っていた人も知らなかった人もここでおさらい! 株式会社エフピーウーマン取締役でファイナンシャルプランナーの高山一恵先生、「上場企業」について教えてください!

「上場とは、株式が証券取引所で売買されるようになること。証券取引所が定めた上場基準をクリアできた企業が、上場できるようになっています」(ファイナンシャルプランナー、高山一恵先生)

上場企業に、なるのも努力! 継続も努力! 要するに、そう簡単には生き残れないってことのようです

――上場したい企業は証券取引所へ上場申請を出し、合格できたら晴れて「上場企業」になれるという仕組み。上場基準というと、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

「株数や時価総額、事業年数、純資産など、細かく定められています。そのため、上場企業になるためには基準に見合う資金や株数を集め、社内統制をしたり管理システムを整えたり、ほとんどの企業が準備だけに約2~3年を要しています」

――調べてみたところ、東京証券取引所の上場基準では、東証一部に上場するとなると株主数が2,200人以上、純資産額が10億円以上、事業継続年数3年以上などの基準があります。

「他にも様々な基準があります。申請するだけであれば、1ヵ月程度で終わるんですけどね。要するに、上場企業になるための基準を満たすことが、とても難しいのです」

――逆に「上場させたけど、失格!」になんてケースもあるのでしょうか?

「経営が危なくなったり、銀行取引が停止されるなど、上記の基準を満たさなくなったら上場を廃止されてしまいます」

――厳しいなぁ……。でも、そうまでして上場するってことは、それだけのメリットがあるってことですよね?

「上場すると知名度が高まり、世間からの信用も増すので、売上アップにつながりやすくなります。また、金融機関からの信用も上がっているため、銀行からの融資も受けやすくなります」

――もしかして、デメリットなんてないんじゃ……?

「いえいえ。上場すると常に利益や決算など情報を常に開示しなければならないというルールがあります。これは同時に、ライバル会社に企業の内部情報を公表している状態ということになります。上場するにも努力、その状態を維持するにも努力、なのです」

――ありがとうございました。

上場するのも大変、上場したあとの維持も大変……。それでも上場してから長く安定しているところは、それだけ“すごい力”を持っているということなんでしょうね。

(吉住夏樹/プレスラボ

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