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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第51回  高齢化社会で拡大する市場ってなんですか?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.10.07

高齢化社会で拡大する市場ってなんですか?

推計によると、2050年には2.5人に1人が65歳以上という超高齢社会になるといわれている日本。今現在も総人口に占める高齢者の割合はジワジワと高まっているわけですが、これはひょっとして、高齢者をターゲットとした市場も成長していく可能性アリ!? ファイナンシャルプランナーの横山利香先生に聞いてみました!

「少子高齢化といわれ始めたのが1990年代。以降、高齢者の割合は高まる一方です。このような動きにあわせて高齢者をターゲットとしたマーケットも、拡大しつつあるといえますね」(ファイナンシャルプランナー、横山利香先生)

「高齢化社会」といわれる日本だからこそ、注目されるシルバーマーケット。はたして、その実態とは?

――ふむふむ。注目銘柄もたくさんありますか?

「マーケットが拡大していますが、事業として軌道に乗っている企業はまだ少ない状態です。なぜなら、ターゲットにしている高齢者の数が増えているとはいえ、まだまだ発展途上のマーケットであり、未知数な部分が大きいといえるからです」

――なるほど。具体的な銘柄にはどのようなものがありますか?

「そうです。例えば、介護事業を展開している飲食チェーンのワタミ(7522)があります。シルバーマーケットに2004年に参入して以降、施設介護や高齢者向け弁当宅配などの事業に積極的に取り組んでいて、規模を着実に拡大しています。外食産業で培ったノウハウを介護事業にも取り入れるなど、今後も成長の余地は十分にありそうです」

――先ほどの話では未知数なところも多いと伺いましたが、今後はどうなるでしょう。

「ワタミの介護事業も、徐々に安定化の兆しが見え始めています。事業が今後も順調に推移すれば、大きな飛躍を遂げることはまず間違いないでしょう。そのほか、セキュリティサービスを行うセコム (9735)でも介護ロボットを開発したというニュースがありましたが、事業化するとなれば大きな利益を望めるかも知れません」

――今は安定している企業は少ないけれど、非常にゆっくりとしたスピードで確立しつつあるというわけですね。

「その通りです。今後、高齢者が増えるにつれてシルバーマーケットも大きくなっていきます。注目せざるを得ないマーケットだと思いますね」

――こうした銘柄を選ぶ際、大事なポイントとはなんでしょうか?

「『この事業は成功するかも』という確信を得ること。そして、『今すぐに!』と成果を求めないこと。長い目を持ち、ゆっくりと拡大していく様子を見守る精神が必要なのではないかと思います」

――ありがとうございました。

今はまだ芽が出始めたばかりで実をつけていないけれど、近い将来、必ずや実る可能性を秘めたマーケット。私も長~い目を持って見守るつもりなので、どうか(絶対!)大きな実をつけてよね!

(吉住夏樹/プレスラボ

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