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株&[アンディ] ホーム > カブコラ > 第54回 IT株とネット株の違い、アナタは説明できますか?

いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.10.28

IT株とネット株の違い、アナタは説明できますか?

2001年に起きたITバブル崩壊。あれからもうすぐ10年経つわけだけど、最近のIT株やネット株ってどうなの? IT株とネット株の違いって? ファイナンシャルプランナーの前田紳詞さん、教えてください!

「一般にITとネットをひとくくりで『IT株』ということが多いですが。分けるとするならば、IT株とは、おもにネット回線の構築やソフトウェア開発など情報技術関連企業の銘柄のこと。日本オラクル(4716)富士通(6702)も、こちらの銘柄に入ります。一方ネット株はというと、グリー(3632)や「モバゲー」で有名なディー・エヌ・エー(2432)ミクシィ(2121)など、ネットを主体にコンテンツ制作やサービスを行っている企業の銘柄のことをいいます」(ファイナンシャルプランナー、前田紳詞さん)

IT株とネット株、その違いって知ってます?

――IT株がネットをするためのもの、ネット株がネットを使って楽しむためのものを作っている企業、というイメージですね。この2つの銘柄の現状を教えてください。

「IT株については、バブル崩壊後も株価が好調とはいいにくい状態です。逆に、ネット株は近年、パソコンだけでなく携帯電話のモバイルサイトが充実し始めている様子から好調といえます」

――では、モバイルサイトでコンテンツを展開している企業は、期待大?

「携帯電話からネットにつないでいる人のほとんどが20代全般です。ということは、モバイルサイトのさらなる進化が期待できると思います。最近では、楽天のネットオークションのほか、アマゾンで本を購入できるなど、ショッピングツールも充実してきています。iPhoneのような携帯電話の機種が増えると、飛躍的に伸びていく可能性も考えられますね」

――そういわれると、携帯電話ひとつでゲームからショッピング、振り込みなど、なんでもできちゃいますもんね。

「また、ネット通販のアマゾンが今『キンドル』と呼ばれる1500冊の本や新聞のデータを管理し、さらに読める機能を開発して、アメリカで話題を呼んでいます。今後、日本でも展開していく予定なので、ソニーやグーグルでも『キンドル』に対抗できるハードやコンテンツ機能を開発中とのウワサです」

――モバイルサイトを中心に、ネット株がますます上昇しそうな予感がしますね。そのほかのネット株はというと?

「例えば、個人や医薬・医療機器メーカーと病院をネットでつなぐなど、ニッチ産業での展開が見られます。ネット株は今、伸び時といえるかもしれませんね」

――ありがとうございました。

モバイルサイトを中心に、今が伸び時といわれるネット株。ITバブル崩壊後、以前のような勢いがまだ取り戻せずにいるIT株。今後の展開が楽しみです!

(吉住夏樹/プレスラボ

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