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いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2010.09.08

113年で一番暑い夏 猛暑で好調だった銘柄は?


猛暑日が続いた2010年夏。気象庁では、2010年6~8月の日本の平均気温が「1898年以降の113年間でもっとも高い値」と発表していました。これだけ暑かったんだから、きっと株式市場にも影響を及ぼしているはず…。証券アナリストの藤村哲也さん、今年の猛暑で好調だった銘柄を教えてください!

「暑い夏がやってくると、元気になるのがビール関連銘柄です。特に今年はノンアルコールビールの売れ行きが良く、キリンホールディングス(2503)アサヒビール(2502)は好調な動きを見せていました」

ノンアルコールビールは、仕事中や運転の合間でもジュース感覚で、ビールの風味を楽しめるところがいいですよね。そのほかに、好調だった銘柄はというと?

「7月はエアコンの販売台数が前年に比べて約2.5倍と、大幅な伸びを記録しました。特にダイキン工業(6367)三菱電機(6503)など、電化製品関連銘柄は好調でした。しかし、後半にかけては円高による業績圧迫で、思うように伸びなかったという印象がありますが」

今年の猛暑は温暖化による影響もあるといわれています。温暖化が進むと困る銘柄にはどのようなものがあるのでしょうか?

「温暖化が進むと、まず考えられるのが生態系への影響。思うように魚や野菜がとれず、水産業や農産物関連の株価が変動すると予想できます。また、魚や野菜の価格が高騰すると、飲食チェーン店も影響を受けることに。例えば、低価格でメニューを提供しているワタミ(7522)カッパ・クリエイト(7421)にとっても打撃になると考えられます」

今年は、海水温の上昇でサンマの漁獲量が例年の1割程度とも予想されているとか。温暖化の影響が身近なところにまでくると、さすがに心配になりますね……。

「“温暖化防止”への意識の高まりも、企業の株価に影響を与えています。伸び盛りというと太陽光発電に力を入れているシャープ(6753)ですが、そのほかの企業も従来の石油や石炭から、バイオマスエネルギーなどへシフトチェンジを進めています。今後は、企業の環境への取り組みが株価に大きく影響してくるかもしれません」

今は秋に向かって季節が深まる時期ですが、こちらの市場は、まだまだこれからがお熱いよう。注目していきたいです。

(吉住夏樹/プレスラボ)

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