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世界の株式市場から 日本、東京証券取引所

2009.03.16

資本主義経済発祥の地/イギリス、ロンドン証券取引所


本日は、ニューヨーク、東京と並び、世界三大取引所の一つに数えられるロンドン証券取引所を勉強しましょう。

ロンドンは、現在につながる資本主義経済の礎を築くことになった「産業革命」発祥の地。つまり、市場経済のふるさとと呼んでも過言ではない場所です。ロンドン証券取引所の成立も、現在より200年以上昔の1801年にさかのぼります。それでも十分古いですが、ロンドンでの株式取引の歴史はもっと古く、歴史の時間に勉強した記憶がありますが、東インド株式会社が航海のために資金を集めた1601年にさかのぼるとされています。ロンドンがいかに世界経済をリードしてきたかお分かりいただけますか? 

現代の世界経済はアメリカ中心になりつつありますが、そのアメリカでさえ、イギリスという国がなければ存在しなかったでしょう。そう言えば、ロンドンの名所と言えばビッグ・ベン(写真)ですが、“時間に価値がある”という概念が証券取引には欠かせないのですが、奇しくもビッグ・ベンが時を刻む時計である、というところに何か運命めいたものを感じてしまうのですが気のせいでしょうか。

イギリス(イメージ)
ロンドンの名所、ビッグ・ベン。時計の正確さには定評がある。
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Photo by OliverN5

ロンドン証取所の上場企業は約3,200。現在の世界的な地位はニューヨーク証券取引所(時価総額世界1位)、ナスダックOMXグループ(時価総額世界2位)に次いで世界第3位の地位を誇っています。イタリア取引所の買収で、日本の東証を抜き3位になったようですね。日本人としては複雑です。ヨーロッパという地域は、経済規模の大きな国が多数ひしめく、という状況なので、そのヨーロッパでもっとも規模の大きいロンドン証券取引所は、伝統的に通貨の取引、つまり為替取引が盛んです。(為替の規模では、ニューヨークよりはるかに大きい)これは一説には、時差のある世界の1日の流れの中で、東側のアジアや西側のアメリカをつなぐ、地理的に真ん中に位置していることも一因だと言われています。

ロンドン証取所は現地時間で午前8時から午後4時まで。他の証取所と比べても、営業時間が長いですね。重要な指標としては、『FTSE100』と呼ばれる指数で、上場企業のうち上位100銘柄の加重平均で算出されます。

そんなロンドン証取所ですが、現在の状況はというと、空前の好景気に沸いた2007年と比べ、2008年、2009年は世界経済の低迷に漏れず株価は下落傾向が続いております。イギリスの財務大臣アリスター・ダーリングは『過去60年間でおそらく最大の下降曲線』としています。

気分が重くなるので、ちょっと良い情報も伝えておきましょう。イギリスは島国であるため、潜在的に風力発電、潮力発電、波力発電などが盛んで、次世代エネルギーの開発が進んでおります。ひょっとすると、石油に変わるエネルギーはイギリスから生まれてくるかもしれません。北海油田のおかげで石油の埋蔵量も多く、原油価格の影響を比較的受けにくいと言えるかもしれません。

イギリスはなぜか日本と似た境遇です。そこそこな経済規模や、大陸から孤立した島国であること、アメリカ経済が大きく影響力を持つところなど、共通点が多いです。そんなイギリス経済を見守ることは、日本の今後を占う意味でも重要なことだと思います。

(梅田カズヒコ/プレスラボ

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