遊んで株が身につく!初心者の楽しい株入門 株&[アンディ]

株&[アンディ] ホーム > 世界の株式市場から > 第7回 カーニバルだけじゃない!完全無欠の経済大国へ

世界の株式市場から 日本、東京証券取引所

2009.04.20

カーニバルだけじゃない!完全無欠の経済大国へ/ブラジル、サンパウロ証券取引所


皆様は、ブラジルと言えば何を思い出すでしょうか? やっぱりカーニバル? それともサッカー? ボサノヴァなどのラテンミュージックを思い浮かべる人も居るでしょう。しかし、忘れてはならないのです。BRICsのBはブラジルのB。実はブラジルは完全無欠の経済大国への可能性を秘めた国なのです。なぜか? それを今からご紹介します。

ブラジル(イメージ)
写真はブラジルのカーニバル。お祭り好きという意味では、日本と似たところがあるかもしれませんよ。不景気も気持ちからって言いますし陽気なブラジル人気質に学びましょう!
© Jessica Blanc - Fotolia.com

まずは何と言っても、人口、面積。人の数が多い、ということはそれだけ潜在的な経済価値を秘めた国家であると言えますし、だからこそ日本は少子化をすごく問題にしています。一方、広大な面積も国家の発展にとって重要なものです。

ブラジルの人口は中国、インド、アメリカ、インドネシアに次ぎ世界第5位。また、面積もロシア、カナダ、中国、アメリカに次ぎ世界第5位。実に日本の22.6倍もの面積があります。

両方のランキングに登場しているのはアメリカ・中国・そしてブラジルだけです。ブラジルは大国であると同時に、人口と面積がバランスの取れた形で存在しているのです。

次に資源の埋蔵量です。鉄鉱石、ボーキサイト、マンガンなど豊富な天然資源を持ち、また、原油自給率は約93%、つまり輸出するほどではないが、必要な石油はほとんど自国でまかなっているという状態なのです。これはつまり、世界的な原油の値動きを受けづらいというメリットがあります。

一方、ブラジルは農産物の輸出国でもあります。サトウキビの生産は、現在注目されているガソリンの代替燃料のバイオエタノールの原料でもあります。すでにブラジルにはバイオエタノールとガソリン、どちらでも運転可能なフレックス燃料車が400万台以上普及しています。世界第2位のバイオエタノール生産国であるブラジルは、エネルギー資源大国になる可能性も秘めているわけです。

最後のとどめに輸出入のバランスです。現在アメリカの金融危機の影響をもろに受けている日本は、実はここ数年貿易業が好調だったために、貿易が立ちゆかなくなって、世界的な不況の波を受けたわけです。一方のブラジルのGDPに占める輸出の割合は12%に過ぎません。中国などの大国と比べて輸出入の金額は低いため、欧米の不況の影響が大きくないと見られているのです。

実は金融不況で各国の市場経済が落ち込み始める時、最後の最後まで持ちこたえていたのがブラジルでした。(現在は各国に歩調を合わせるように低下中)潜在的に、アメリカ、欧米というグローバル経済に対抗しうるかもしれない可能性を秘めた国と言えるでしょう。

どうでしょうか。ブラジル経済が魅力的に見えませんか? そんなブラジルの経済活動の中心はサンパウロ証券取引所(通称Bovespa)。1890年に設立されて以降、ブラジル経済の中枢を担っています。

現在のところ、地球の反対側の日本からブラジル株を直接購入することは難しいようで、投資信託による購入が一般的です。アメリカの上場基準を満たしたブラジル企業の株をアメリカの銀行から購入する仕組みを取ることで、日本人でも簡単にブラジル株が買えます。

中国やインドほど一般的ではありませんが、地球の反対側の国家に投資するのも悪くないのではないでしょうか?

(梅田カズヒコ/プレスラボ

最新記事も読んどく?

occult

第15回 パワー大解放でさようならオカルトトレーダーの巻

国内外に大きな衝撃を与えた東日本大震災。一日も早い復興を願って、「祈り」を捧げている方も多いのではないでしょうか。日々、おちゃらけた生活をしている...
(2011.04.13)
kabukora

第118回 高齢化が追い風に! 注目のジェネリック銘柄

テレビCMでちらほら耳にしたことのある「ジェネリック」という言葉。特許期間の切れた医療用医薬品と同等の成分が入っているうえ...
(2011.03.02)
occult

第14回 風水で銘柄選び

このコーナーでは、普通に勉強したら難しい株取引をオカルト的に行うとどんな結果がでるのかを体当たり調査します! 雪って昔は大好きだった...
(2011.02.22)

新着一覧へ

今すぐ株体験!無料会員登録